昨年、売却の依頼を受けた中古の戸建て住宅のお話です。

不動産の調査や、インスペクション(建物調査)も終わり、買主様と契約締結に向けて順調にお話が進んでいたところ、建物内の数か所に謎の水シミを発見し、当然これの調査を始めることに。

建築家や大工さんなど各関係者に原因追及の依頼をしたものの、確定的な原因が分からず、みんなで頭を抱えていたところ、今度は謎の木くずが一定の場所に円錐（えんすい）状にたまり始める現象が起き、さらに全員で混乱していました。

既に、買主様への建物のお引渡しのために着工していた補修の工事も並行して行っていたため、現場の確認のために建築家が建物内を訪れたところ、、、

なんと！

1匹のコウモリを発見したとの知らせが！！

さすがにみんなで小動物の存在の線も疑ってはいましたが、まさか浮遊する系の生物だとは誰一人考え付きませんでした。

同時にすべての現象のつじつまが合った瞬間です。

さっそく害虫駆除の業者さんに調査及び駆除の依頼をしたところ、合計3匹ものコウモリが住み着いていた様子。

初めてで驚きの経験でしたが、本当にさまざまな可能性が考えられますね。

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